真空管アンプのキットに挑戦!!
先般DENNONのレコードプレーヤーを購入して
この40年来保管していたLP/EPをUSBメモリ化したんですが
やっぱ折角プレーヤーがあるんだらアンプが欲しいよねと。
どうせなら真空管式アンプがいいなあ。。。
でもちょっとしたアンプだととてもじゃないが高価で手がでません💦
さんざんネットで探し回って見つけたのが
ELEKITなるメーカーのTU-8100のキット。
これなら2万円チョイでいける。。。
パワー2W+2Wあれば十分
久々はんだごても握れる。。。
で、届いたのがこれ🎵
早速開梱
とても丁寧な印象。各部品もきれいです
多分中華製ではなさそう。。。
真空管は取説によるとドイツSIEMENSブランドの
「PCL86」だそうな。Made in Polandとある。
中身は3極5極の複合管で
イメージとしては6BM8によく似てる
中華やロシアあたりの中古玉より信頼ありそう。
取説も親切でとてもわかりやすい。
最近アマゾンで中華製の怪しげな日本語ばかりの中で
マットーな日本語取説は久々でむしろ新鮮だな~
最後にちゃんと回路図もある
取説に従い部品を慎重に取り付けていく
真空管というとケース裏でラグ板経由の「配線」をイメージ
していたが完全にプリント基板形式ですな
しかも結構小さい・細い。。。
はんだごてもはんだも細めでないときつい
今回久々に小型万力に基盤をホールドする治具を引っ張り出した
これがとてもGOOD!
出力トランスX2個ついた
ぐっと重さが増す
赤黒ターミナルはスピーカー接続用
2段目の基盤装着。真空管ソケットが見える
左で今は垂直に立ってる28ピン平行ジャンパーで1段目と2段目を
はんだ付けする(結構大変!)
後はケースを付けるだけとなった。
もし動作しなかったらもしかしたらこれを
再度バラすのかと思うとちと気掛かりになる
ケースに収めてなんとか完成か??? 動くか???
緊張のパワーオン!
ボリューム上げてもスピーカーからサーノイズが聞こえない!?
失敗か
恐る恐るプレーヤーをつなぐとバッチリ音が出ました!!
大成功!! キャッホー
チューブプロテクターを組み立てる
懐かしいプラモデルを組むカンジで楽しめた。
上でも書いたがこの真空管は6BM8に似た3極5極複合管で
回路図をみるとごくごくオーソドックスな増幅回路です。
そのためか割とすなおなカンジの音ではないかなと勝手に感じてます。
ただ電源はACアダプタで一旦DC12Vに落としてこれをインバーターで
昇圧して220Vのプレート電圧を発生させておりそのために
ノイズ(電源ハム)が非常に小さく抑えられているとの事
(そのため初めてスイッチオンした時にノイズが聞こえなかったのね)
しかもマイコンを使用して重要部分の電圧レベルを常時監視して
異常時は真空管保護のため電源供給を即時シャットダウンする
そうです、凄いじゃん!(DIP型のICがあった理由に納得)
価格的にも手ごろでキットとしての完成度はもとより
小型オーディオアンプとしても十分な製品だと思います。
終わり
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